2014年公開。
たいへん今更ですが観ました。非常に面白かったです。
ロサンゼルスの有名レストランで料理長を務めるカールは、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカして店を辞めてしまう。
心配する元妻イネスの提案で、息子パーシーを連れて故郷のマイアミを訪れたカールは、そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。
カールはイネスやパーシー、仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへと旅を続けながら、本当に大切なものを見つけていく。
有名ブロガーとTwitter上でバトルし炎上、さらに動画でもケンカの様子が拡散されどん底に…など、SNSを効果的に使っている所がとても現代的で共感を覚えます。非常にシンプルな物語ですがラストも綺麗に収まる、心温まる作品です。『アイアンマン』シリーズの監督が自ら主演を務めていますが、彼が本当に撮りたかったのはこれなのか…と頷けます。
激しく飯テロ映画でもあるので閲覧には十分ご注意ください。
