LOGAN(ローガン)

LOGAN/ローガン (字幕版)

X-MENの「ウルヴァリン」シリーズ3作目。
自身の治癒能力を失ったローガン(ウルヴァリン)が、車椅子の老人チャールズ(プロフェッサーX)と謎の少女ローラを守りながら約束の地を目指すロードムービー

エンタメとしての爽快感もコメディ要素も皆無で、X-MENシリーズとしてもマーベルコミックの映画としてもかなり異色。R指定(日本ではR15)なのでバイオレンス描写は相当なものがありますが、暴力的描写にこだわっているわけではなく、物語として意図的にお子様を対象から外しているのは観ていただけると分かると思います。

小島監督も書かれているように(↓)、老いてボロボロになりながら大切なものを守るために戦うローガンの姿はMGS4のオールドスネークを思い出さずにはいられません。X-MENシリーズにはそれほど強い思い入れはなかったのですが、本作で初めて心を鷲掴みにされました。個人的にはシリーズ最高傑作ではないかと思います。