面白かった。電車の中で一気に読みました。
特に強く印象に残った言葉はこの2つ。
「情報の量がいずれ必ず質に転化する」(羽生さん)
「ネットは個性の増幅装置」(梅田さん)
あと、作家であるはずの平野さんが「本はいずれ電子化されるのでは」という趣旨の発言をされてるのに対し、あちら側の住人であるはずの梅田さんが「いや、紙媒体の本はなくなりませんよ」みたいな発言をされてたのが逆転してて面白かったなーと。確かにネットにハマればハマるほど「本」の長所を再認識することはあるかも。ネットと違って断片的でないとか。
他に、Googleは権力になりそうだけど中の人はそんな事考えてるはずがないと。
彼らに「制御(コントロール)」なんていう思想があるはずがない(平野さん)
という言葉も何か妙に納得してしまいました。
あまり気の利いた感想は書けませんが、とにかく面白くサクッと読めますのでぜひご一読を。