麻枝准の作詞作曲法

殺伐RADIO第1回目よりメモ(※意訳です)。

作詞法など

  • 安易に思いつく言葉を捨てて、何度も練り直し洗練させていく
  • Hanabi」は一つの曲で一つの物語になっている、という歌詞を書いた初めての曲
    • サビのフレーズを繰り返さずにどんどん話が進んでいく
  • 鳥の詩」では「海神(わたつみ)」という普段聞き慣れない単語を入れたことで歌詞のインパクトが強くなった
  • 「Karma」で、物語性を追求した作詞法は行き着く所まで行き着いた

Love Song

  • 「Love Song」は一曲だけ聞いても物語になっていて、全曲聞くと壮大な物語になっている…というハードルの高いコンセプトで制作した
  • 「僕らの恋」という一曲が全ての始まり
  • 「灰色の羽根」が意図通り疾走感のあるアレンジに仕上げてもらえなかったために急遽追加したのが「折れない翼」
  • アレンジ担当の人とはメールのみでやりとりしていたためディレクションが全然できなかった

作曲法

  • ベタなコード進行を置いて、その上に適当にメロディを並べていく
  • 自分ですらどんな曲になるか分からない状態で再生
  • その中で「惜しい!」と感じられた部分を修正していく
  • 偶然に頼っているので、自分の才能を超えた曲を作る事ができる(※本人談)
  • 自分で「拾い上げた」メロディの中で最も感動したのが智代アフターED「Life Is Like A Melody」
  • サビ、間奏に続く4つ目のメロディを書くことで最後のメロディがいっそう際立ち、ドラマティックな展開に

麻枝臭、だーまえ節について

  • Am-F-G-Cというコード進行が麻枝的に感じられるのではないか(と推測)