The noblest art is that of making others happy.― P.T. Barnum
(最も崇高な芸術とは他人を幸せにする事である ― P・T・バーナム)
「バーナム効果」でお馴染みの興行師「P・T・バーナム」氏がサーカスを始めるまでのサクセスストーリー。
ヒュー・ジャックマンがミュージカル?と思ったのですが、劇場での鑑賞直後に速攻でサントラを買うぐらい好きな作品になりました。約1時間30分という比較的短い時間の中にクオリティの高い音楽やダンスが詰め込まれていて非常にテンションが上がります。歴代の名作と言われるミュージカル映画に並ぶ作品だと思います。
相棒のフィリップ・カーライルは架空の人物ですがオペラ歌手ジェニー・リンドは実在し、渡米してバーナムの興行に参加したのは事実のようです。全体的に史実と比べるとかなり脚色はあるようですが、その分エンタメとして分かりやすくなっているかと思います。
ちなみに”Greatest Show”で「地上最大のショー」と字幕が付いているのは、バーナム自身が使った”The Greatest Show on Earth”という言葉から来ているので原作(?)に忠実な訳です。
またリアル4K作品なので、可能であれば4K/HDR対応環境での鑑賞をお勧めします。