2017年11月(日本2018年3月)公開。
メキシコ文化、特に「死者の日」を描くPixarの19作目。
家族に音楽を固く禁じられた、ミュージシャンを夢見る少年。
思わぬ事から死者の国に迷い込んでしまい、謎の骸骨と共に元の世界に帰る方法を探る。
元々「死者の日」(日本で言うとお盆?)は亡くなった家族との絆も大切にする、みたいな趣旨だと思いますが、「死後の世界で自分の先祖に会う」と言うこの作品もやはり「家族との絆」を非常に強く描いています。特に「世代を超えた家族の絆」を描いている所が非常に感動的で、個人的には往年のKey作品を彷彿とさせるほど。
「リメンバー・ミー」は主題歌のタイトルで内容にも合っている良い邦題です。
原題の「Coco」は主人公のひいお祖母さんの名前ですが、観た人はなぜタイトルになっているのか意味が分かるはず。
レベルの高いPixar作品の中でも最高傑作と言っても過言ではないと思います。号泣必至。