2018年3月公開(日本4月)。
仮想現実世界が発達した近未来で、莫大な財産を巡って壮大な宝探しゲームが始まる。
スピルバーグ監督作品で、日本のコンテンツも数多く登場する事から見た人も多いと思います。
元ネタ解説は膨大な量になるのでWikipedia等を参照ください。
80年代の音楽やゲームや映画やアニメ作品のオマージュ、クロスオーバーの登場数が半端なく、それだけで当時を知る人間は興奮を隠せないのですが、それが何よりも「現実世界が生き辛いのでフィクションの世界に生きる」ことを強く肯定しているように思えます。現実か仮想現実か、というテーマは古典的で、この映画も一見凡庸な結論に達しているように見えますが、実は仮想世界を大いに肯定している気がします。何も知らなくても楽しめますが、知っていればそれだけ面白くなるのがこの映画なので。
有名作品ですがシャイニング (Amazon)ぐらいは見ておくとより楽しめると思います。