2018年(日本2019年3月)公開。
アイスランド、フランス、ウクライナ合作。
Rotten Tomatoes批評家支持率97%。
アイスランドの大自然の中で暮らす、合唱隊の講師を務める女性。
その一方で、彼女は地元のアルミニウム工場の稼働を妨害するために送電線や鉄塔への破壊工作を行なっていた。
劇伴を演奏したり歌ったりする人が普通に画面内に登場し、時にはモブキャラとしても活躍するという独特なセンスの映画。
ヘリやドローンに追われながらも様々な方法で身を隠しながら任務(?)を遂行する主人公が格好良く、まるでメタルギアのようなゲームのプレイ動画を見ているようで面白いです。原題を直訳すると「闘争に行く女」となりますが、まさしくそんな感じです。
全体的にコメディタッチですがアクションもあり、ヒューマンドラマでもあり、スリラーでもあるし環境問題を訴える作品でもあるという、不思議ですが絶妙のバランスで成立しています。ミニシアター系なので万人向けではありませんが、一見の価値ありです。映画好きにはオススメ。