2018年公開。イタリア映画。
「暴力事件を起こすなど気性が荒いが腕は一流のシェフ」と「少しの味見で食材を全て言い当てるアスペルガー症候群の青年」のバディムービー&ロードムービー。
良く言えば王道、悪く言えばテンプレ通りではありますがトスカーナの美しい風景もあり安心して観ることができます。約90分なのでストーリーもサクサク進むのが良いです。欲を言えば「リボリータ」とか「ティンバッロ」など料理自体にもう少しフォーカスしてもらえると分かりやすかったかと。イタリアの人には自明なのかもですが。
原題は「程々に」、レシピで言う「適量」。劇中では「フルパワー」と言う真逆の単語もキーワードになりますが、この2つを上手く使いこなすのが料理であり人生といった所でしょうか。