2019年公開(日本劇場未公開)。
フランス・ベルギー・ルクセンブルク合作。
田舎の邸宅に引っ越した若い夫婦は、ある部屋で願うと現金でも宝石でも何でも手に入る事に気がつき贅沢三昧の日々を過ごすが、やがて2人は最も願っていた「子供」をその部屋で生み出してしまう。
欲望の代償は何なのかが非常に気になるスリラーで、特に終盤からの怒涛の展開とオチが秀逸だと思います。よく考えると「家」と「3人」だけでほぼ成立しているシチュエーション・スリラーで、時間も100分とコンパクトにまとまっているのも良いです。
もし「無限に欲望を叶える部屋」があったらどうなるのかという現代の寓話。
サスペンス/スリラー好きにはおすすめです。