2020年全米ネット配信。日本劇場公開2021年6月。
「search/サーチ」のアニーシュ・チャガンティ監督作品。
サイコスリラー。
生まれつきの病気で車椅子生活を余儀なくされている17歳の少女。
ある日母親が差し出した新しい薬を見て、少女は不信感を抱き始める。
日本の公式サイトを含め各所でネタバレされているのがアレですが、予備知識0だと終始ハラハラさせられます。
真実がどこにあるのか終盤までは確定せず、何より主人公が自由に動けない所が緊張感を何倍にもしています。
この主人公に対して「RUN」というタイトルは不思議ですが、最後まで見ると意味が分かるはず。
90分という短い時間ながら最初から最後まで緊張感が途切れない骨太の作品。
スリラー、サスペンス好きなら「良い映画を観た…!」という満足感が得られると思います。