8×8ドットでも漢字は作れるし読めるという話


動画の趣旨は「言語によって適切なフォントサイズは異なる」ですが、最後の余談として「ファミコン時代は8x8ドットで漢字を書いていたけど脳内補完で結構読めた」という話が面白いです。

当時は様々な制約がありましたが、そもそも「画面の解像度が低い=画面全体が小さい」ので16x16ドットで文字を表現すると大きすぎるという問題もありました。ファミコンの場合256x240pxなので16ドットだと横に16文字しか表示できません。

MSX版「ハイドライド3」では「8x8ドットの漢字対応表」のようなマニュアルも付属していました。*1
ただ実際には文脈もありそこまで不自由はしなかったようです。

桜井さんの動画の最後のクイズはMSX版「グラディウス2」OP*2ですが、確かに当時のコナミは8x8ドットの漢字を駆使していました。様々な工夫もあって読めないと感じたことはなかったように思います。