プレイステーション3の価格が『HDD 20GB版で62,790円』と発表になりましたが…（
人力検索はてな）
- 廉価版で62,790円という価格が「とても高い」と感じた人は６割弱
- 「性能を考えれば安いと思うが、ゲーム機としては高い。」と合わせると85％以上の人が高いと感じている
- 「絶対買う」と答えた人は全体の3％
- 「絶対買わない」「買わない可能性が高い」と答えた人は合わせて７割弱
これは300人の局地的なアンケートですが、そう世間の認識ともズレてないと思います。
（ゲーム機としては）高すぎる
確かにBDプレイヤー+
次世代ゲーム機として考えると６万円台は安い…のかもしれない。しかし
PS3に期待するのはまずゲーム機としての性能であって、BDはおまけぐらいにしか思われていないのでは。６万円は家庭用ゲーム機の値段ではない気がする。しかも６万円って
HDMI出力も
無線LANも
CF/メモステ/SDカードスロットも付いてない、BDプレイヤーとしても本領を発揮できなさそうな廉価版の価格なわけで、フル装備の60GB版はなぜか
オープン価格。+１万～２万としても
７万円～８万円になってしまいますが、実は
とても発表できない価格なのではないか、とも疑ってしまいます。
どれだけゲームができるのか
PS3でできるゲームとは何だろう。それはクタたんの仰るように「素晴らしい体験ができる」のかもしれませんが、実は多くのゲーマー、ゲーヲタにとっても
PS3は
「FFならやりたい」「バイオならやりたい」「メタルギアだけやってみたい」ぐらいの価値しかないのでは。あとは鉄拳とかリッジぐらいでしょうか。これだけ複雑化したハードで新作が次々出るとは考えにくいのですが、その中で自分の遊びたいソフトは何本出るのか。そして、それだけのゲームを楽しむために数万円の投資をして元が取れるのか…。
BDは今すぐ必要なのか
PS2が爆発的に普及したのは
「次世代ゲーム機であり、DVDプレーヤー（次世代メディア再生機）でもあった」というのも大きいと思いますが、これだけDVDが普及した今、
「DVDの画質に不満があり、かつBDの画質を再現できるディスプレイを持っている」って人がどれだけいるのか。VHSからDVDでは画質の向上に加え、
- コンパクト化。持ち運びの利便性が向上
- ランダムアクセスが可能になった（どこからでも再生できる）
という大きなメリットがありましたが、DVD→BDの場合、画質以外のメリットはほとんどなく、少なくともVHS→DVDほどの
インパクトは考えられません。例えBDコンテンツが充実してきたとしても、当面はDVDで十分だと思うのですが…。と言うか、当面はそんな立派なテレビを買えそうにありません。_|￣|○
PS3は誰が買うのか
で、11月発売だそうですが、少なくともネット上では
「買わない」「とりあえず様子見」という意見が大勢であり、発売日に買うのは
- AVヲタ、デジモノ好き
- 極度のゲーヲタ
- 珍しいハードをいじってみたいgeekな人
- お金が余ってる人
こんな方々でしょうか。まあ、
高級ゲーム機路線と言うのはそれはそれでアリかもしれませんが、そんな人が全世界に
200万～400万人もいるのかどうかはまた別の話で。一般的に普及するにはやはり
４万円は切ってほしい所ですが、今でも
「安すぎる」（©クタたん）そうですから当面は厳しいでしょうね。
PS3が黒字化するのはいつの日になるでしょうか…（遠い目）。
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