2018年3月末に出た本なので大変今さらですが読みました。
「けものフレンズ(1期)」「ケムリクサ」の大成功でたつき監督やirodoriという制作集団が脚光を浴びていますが、同時にヤオヨロズ(アニメ制作会社)の福原プロデューサーもやり手として注目を集めています。そんな福原氏が書いたアニメ「製作」サイドの話が分かる一冊です。
アニメを企画してどのようにお金を集め回収するか、スタッフを集めて制作し納品するまで…などアニメに関わる一連の流れが良く分かります。また現在の日本アニメ業界特有の問題点も分かります。本気でプロデューサーを目指す人には当然オススメですが、そうでなくても全アニメ好き必読と言えるぐらい中身の濃い本です。アニメ制作の舞台裏が知りたい人は必見。