佐々木倫子『おたんこナース』

もはや古典と言ってイイかも。 医療系のマンガはどうしても深刻になりがちだけど、その中で数少ない医療系コメディの名作。どんな問題が起きてもとにかく気合で乗り切ってしまう、言わば「ねじ伏せる看護」。主人公の似鳥さん(21)が大人げなさ過ぎて笑えます。 でも、いざという時、そばにいてほしいのは絵に描いたような理想的な看護師さんではなく、こういうハチャメチャな看護師さんかもしれない。医療の現場で働く人の苦労も少しだけ分かったような。 他の佐々木作品に比べると…って人もいるけど、個人的には結構好きです。