オトナアニメ Vol.2「時をかける少女 24p大特集」

アニメ好きな大人のためのムックオトナアニメ、2か月ぶりのVol.2。

巻頭大特集「時をかける少女

今回のメインは時をかける少女時かけファンとして中身も確認せず無条件で買ってしまいましたが、読み応えのあるコラム8本と期待を裏切らない内容でした。作品そのものの紹介や、細田さんなどへのインタビューがあると類書と内容が被ってしまうなーと思っていたのですが、見た事を前提に時かけはなぜ面白いのか、泣けるのか」をテーマにしたコラム群だったので関連書を買い漁った自分でも興味深く読む事ができました。 ただ、時かけを見ていない人にはお勧めできません。未見の人はとりあえず最寄りの映画館まで行かれる事を激しくオススメします。これはDVDレンタルまで待ってられない作品だと思うので。なお、「時をかける少女 NOTEBOOK」も合わせて読んで頂けるとより「時かけ」の世界に浸れると思います。 個人的に印象に残ったトピックは、

  • 二度と戻らない「思春期」を超えていく構造
  • 魔法に頼らない解決、が魔女っ子の到達点
  • '83年のリアル→清楚な芳山和子、'06年のリアル→馬鹿で元気で鈍感な真琴
  • 脚本・奥寺佐渡子による「走る」アクティブな主人公
  • クラス内での微妙な真琴のポジション(加野瀬さん@ARTIFACT)

などです。いずれも興味深い視点で書かれているので、時かけが気に入ったという人は買って損はないでしょう。NOTEBOOKや絵コンテまで買った人にもお勧めです。

第2特集

あと、

などもメイン特集並みの扱いです。特にホスト部のテーマが「何かが欠落した者たちの疑似家族」というのは妙に納得してしまいました。

その他…

他にも

…などなど、Vol.1同様、アニメ好きは無条件で買いだと思います。

巻末「さらたね談」

ただ一つ、巻末の更科さん×多根さんの対談は相変わらず面白いのですが、これから放送するKanon」舞シナリオのネタバレを含むのはどうかと思いました。>< うぐぅ。しかしアニメ版Fate「最新かつ最強の物件」にも関わらずヒットしなかったのは確かに深刻な問題を提示しているような気はします。原作が神格化されてるってこともありますけど、アニメ化って難しい。

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