「電脳コイル」の魅力的なキャラクターたち

電脳コイル Blu-ray BOX(特装限定版)

今注目したいアニメの一つは何と言っても電脳コイル。現実空間と電脳空間が入り乱れた不思議な世界観が魅力です。そんな電脳コイルの主な登場人物(?)を簡単にまとめてみました。

可愛すぎる「オヤジ」

「オヤジ」とはフミエの飼っている電脳ペット、もとい電脳下僕ですが、フミエの代わりに危険な場所で工作活動をしたり、隠密行動をしたりと大活躍。キモかわいい容姿と、奴隷のような扱いを受けながらも甲斐甲斐しく働く様が何とも言えずキュートです。このキモ可愛さでキャラクターとしても女子高生などを中心に大ブレイクしそうな気がするのですが、なぜ「オヤジぬいぐるみ」や「オヤジ絵本」など関連グッズが出ないのか不思議でなりません。ケータイのストラップにもぴったりなはず!

ヒロインは女王様

物語は「ヤサコ(優子)」「イサコ(勇子)」の2人を中心に進みます。ヤサコの方は引っ越し早々不思議な事件が多発して混乱している感じですが、凄腕ハッカーイサコは転校してきてすぐにクラスの男子と電脳バトルを繰り広げ圧勝、遂には彼らを子分にしてしまうほど。燃えさかる炎を背景に、

「お前たち、私の子分になれ!」

と言う、ここまで露骨な女王様キャラは最近の深夜アニメではなかなか見る事はできないと思います。M属性の人にはたまらないはず。「なりなさい」ではなく「なれ。」なのが素晴らしい。この状況で「子分になれ」と言われて断れる人がいるでしょうか!

コンピューターおばあちゃん

電脳駄菓子屋の店主「メガばあ」。普段は電脳空間で役立つ(?)怪しいグッズを売りつけたりしていますが、不審者が侵入してくると「わりぃ子はいねぇが~」と自らビームで撃退するなどとてもパワフルなおばあちゃん。見た目とは逆に電脳世界に精通しており、ヤサコにとっては親玉のような存在。

「ボク、サッチー」

どう見ても郵政○社のマスコットキャラな彼の仕事はウィルス駆除。「ボク、サッチー」「ボク、サッチー」と自分の名前を連呼しながら「キュウちゃん」を飛ばし、ビームで異常な空間を正常化する。ただし子供の持っている電脳おもちゃなどもバグと判断し見境無く攻撃してくるので子供にとっては天敵。なぜか鳥居の内側は認識できないらしく、見かけたら神社へ逃げる事を推奨。国家権力(?)の象徴と言うか、電脳コイルを代表する理不尽キャラ

まとめ

電脳コイルは全体的に見て「子供向けの良質なアニメ」という印象を受けます。もしジブリがTVアニメを作ったらこんな感じかなと。もちろん大人が見ても十分すぎるほど面白く、特に4話の電脳バトルは最高に熱いです。エロゲやラノベのフォーマットで作られていないので深夜アニメばかり見てる人には逆に新鮮かも。今週土曜日(※)に第1話~第5話が一挙再放送されるので未見の方はぜひ。 (※6月16日(土)15時00分~17時00分)

関連