ごく一部で大人気、映像そのままで曲だけ変わった新OPも始まってますます絶好調のアニメ「MUSASHI-GUN道」。そんなMUSASHIの世界を理解するためのキーワードをいくつかまとめてみました。
最強のカラクリ魔神
ダヴィンチが開発したロボット(14話に登場)。ムサシの行く手を阻む。 ロボットだから銃が通用しないのはともかく、どこがどう最強なのか見た目では分かりづらい。むしろ誰が見てもクッキングパパにしか見えない。
ちなみに、このロボットはシーンごとに大きさが変わります(MUSASHIではよくあること)。
戦国バトル亜空間
14話で、アヤカシとなって蘇った武田信玄にムサシが引きずり込まれた異空間の名前。劇中では一度も触れられませんでしたが、後にBS-iホームページのあらすじにそう書いてある事が分かり、その卓越したネーミングセンスで視聴者を恐怖の渦に巻き込む。
信玄餅
14話、ムサシと戦い終えた武田信玄が江戸城に帰ってきて一言。
「今帰った!」
「おかえりなさいませ」
「腹が減った!信玄餅はあるか!」
「ご用意致しております」「気が利くのう…」
この後何事もなかったように話が進みますが、せめて誰か「食べ過ぎは命に関わるぞ」ぐらい忠告しないのかと思わずにはいられない。なぜ信玄餅がドラえもん色なのか、については「実物を知らない中国のスタッフが包装紙の色をそのまま塗った」説が有力とされています。しかし、この色といい、子供が紙にクレヨンで描いたような塗り方といい、最高じゃあ…。 (※追記 7/30)
この信玄餅の赤と青は、特効(エアブラシ処理)用のトレスデータ(動画スキャンデータ)。おそらく、赤は焼け焦げの茶色・青は餅の影色のブラシ処理をかけるつもりだった 謝る前にケツを出せ:2006年07月16日より
生娘のエキストラクト
南蛮のことば。アヤカシとなった徳川家康(リョウゲン)はこれを吸わないと生きていけない。本人曰く、
「若さを吸い取らんと、ツヤツヤお肌を保てんのでな」
だそうです。しかし最近、このアヤカシ版家康が可愛くて仕方がないw
馬
カグヤ「この離せ!離せと申すに!」 馬「……………。」
ヒロインであるカグヤがアヤカシに連れ去られそうな時でもカメラ目線を忘れない馬。その凛々しさからMUSASHIでは全キャラ中トップクラスの人気を誇る。
「どうにもなりません…」
15話。家康に「(封印魂が)全部揃うとどうなるのじゃ?」と聞かれてヤシャが答える、MUSASHIという作品を象徴するかのようなセリフ。汎用性はかなり高く、様々な場面に応用できます。 例えば、
「OPの曲が変わったのは良いですが、映像がそのままで曲と全く合っていませんが?」 「どうにもなりません…」
「カグヤの顔が先週までと全然違います、と言うか全キャラがシーンごとに顔が違います」 「どうにもなりません…」
など、MUSASHI世界の全ての現象はこの「どうにもなりません…」で解決できると言っても良いでしょう。または「簡単な事よ。このアニメ、アヤカシの力で作られてる」でも可。