第69回カンヌ国際映画祭パルムドール（最高賞）受賞作品。
イギリスの貧困と福祉の実態を描く。
心臓の病気で医者から働くことを止められた59歳のダニエル・ブレイク。
しかし国の審査では「就労可能」とされ、複雑な制度でたらい回しにされてしまう。
ドラマでありながら実際にあったエピソードが多数盛り込まれています。
貧困の極限状況にあっても隣人を敬い、助け合う物語と見るか、それでも問題が何一つ解決しない絶望的な物語と見るか…。
非常に心えぐられる作品で、特に貧困や格差の問題に関心のある人は必見です。
