アニメ版「DYNAMIC CHORD」とは何だったのか

最近はアニメのクオリティも向上し「作画崩壊」という言葉はあまり聞かれなくなりましたが、作画崩壊が話題になっている当時は「作画以外は崩壊していない」事には気づかなかったのです…。

全12話見ても1話を見た時の感想と何も変わらないのですが、

  • キャラの作画は綺麗(ただし動かない)
  • 背景のパース等が時々おかしい(ただし全体的に見れば大きな問題ではない)
  • キャラクターが覚えられない
  • ストーリーが理解不能
  • 脈絡の無いライブシーンが多すぎる
    • 唐突にライブシーンが始まるのは基本
    • そのライブシーンも静止画MADレベルで、違う曲でも同じ素材の使い回しなのは基本
  • 回想シーンが多すぎる・長すぎる
    • 元々話の進み方が遅すぎるのがさらに遅くなっている
    • 時には同じ回からの回想シーンもある
    • 公式動画なのに「深刻な素材不足」タグが付く異例の事態
    • 最終回も後半は総集編
  • 追いピアノなど、細かいポイントはニコニコ大百科が詳しいです

何より「なぜ30分12話のアニメを作ろうとしてしまったのか」が最も理解不能な所ですが、こんなアニメでもニコニコ動画でコメント付きで見ると面白い事は分かりました。最近何かと話題のニコニコ動画ですが(悪い意味で)、「どんな動画もコメント付きでみんなで見ると面白くなる」というニコニコ動画の可能性を再発見することができました。

逆にコメント無しの視聴はあまりに苦痛な気がします…。