「ど、どーじんし?」 「えっちい漫画を書く人が多いわ。私は主に陵辱系」
自称清純派ヒロユキさんの初商業作品。 アキバではもの凄い勢いで売れているらしい。 友人の影響、というか金に目がくらんで男性向け同人誌を作り始めてしまった長菜なじみ(おさな なじみ)と愉快な仲間たち。タイトル通りオタク4コマなのは間違いありませんが、それほど濃くはありません。むしろオタク漫画の皮をかぶったシュール系下ネタ4コマと言った方が良いかも。
下ネタが多いのは仕様ですが、とにかく4コマとして相当面白い。読めば「同人界が舞台だから」という理由だけで売れてるのではない事が分かるはず。何より、見た目クールな紳士なのに言動がことごとく変態なジャスティスというキャラが素敵すぎる(もちろん一番人気)。紳士なのに変態。そんな彼こそ、この作品を象徴する存在(いや変態)と言えるでしょう。
オタク系の濃いネタが読みたい人には「辣韮の皮(らっきょうのかわ)」の方がオススメですが、ドージンワークは同人ネタが分からなくても十分に楽しめるので一般の方にもオススメできます。というか「下ネタが苦手な人なんていません!」と思う。ぞうさんとかで爆笑してしまうのは私だけではないはず。多分。