インセプション ネタバレ解説

575 名前:名無シネマ@上映中 メェル:sage 投稿日:2010/07/18(日) 01:41:23 ID:uQtxXTKH 
そもそも『虚無』って字幕が混乱を招く原因なんだと思う。 
実際にセリフでは『虚無』じゃなくて『辺獄(リンボ)』に落ちるって言ってる。 
たぶん『辺獄』って言葉がキリスト教の用語で、日本人にはなじみがないから、 
『虚無』って訳すことにしたんだろう。 

ところでこの『辺獄』はダンテの神曲だと地獄の4層目あたる。 
=『辺獄(虚無)』は夢の4層目ってこと。


763 : 名無シネマ@上映中 : 2010/07/18(日) 05:51:10 ID:1rhZcCAf 
・インセプションの撮影中の話にこんな記事があった 
「年齢とともに体の方もポッチャリしてきたレオナルド・ディカプリオだが、
現在、新作映画のために厳しいダイエットを敢行中・・・
このシーンは今年末に撮影される予定のアクション・シーンで、
ディカプリオがやせこけた姿で登場する。」 
・虚無にてモルとの別れ後のコブだが、その後彼はなにを行動したのかが鍵 
・冒頭のシーン コブはサイトーを約50年かけて発見し、やせこけた状態である 
・サイトーとコブは50年間虚無で過ごした 
 夢を現実と思うサイトーは老けていく 
 夢だとわかりながらサイトーを探すコブは老けない 
・飛行機客室にて夢から起きたコブは50年サイトーを虚無で探し連れ戻してきた 
あとのため、まるで夢のように現実が見える 
・つまり誇張した演出による感動的なラストの子供たちとの再会シーンは 
長年の夢がかなった感動によるコブの主観的な見え方 
・現実なのでトーテム(コマ)はその後止まる 
・なので答えは 
 一重=ストレートに見ればハッピーエンド、 
 ニ重=疑って夢おちと見ればデットエンド 
 三重にしかけられたラストの真実はハッピーエンド 
・監督は確信的なハッピーエンドのため、大物俳優ディカプリオをたった 
1分のやせこけた姿を映すためにダイエットさせた