2018年公開。インド映画。
盲目のピアニストが殺人事件の現場に遭遇してしまう。
盲目なので事件には気がつかずピアノを弾き続けていたはずの彼は、実は眼が見えないフリをしていただけだった。
主人公は盲目のピアニストを装っているだけで本当は眼が見える事が冒頭すぐに分かります。そして殺人現場をしっかり目撃しているので後はどうやって伝えるか…という話かと思ったら中盤以降まさか!の出来事が起こりそこからはジェットコースター的展開で緊張感も倍増。最後まで予測不能でした。
現代風の映像と展開ですが根底にはヒンドゥー教的な「業」の思想を非常に強く感じます。
ダンスもミュージカル要素も少なめですが実に「インドらしい」作品です。
配信が無く円盤レンタルのみですが、クライムサスペンス好きにはおすすめです。