2020年公開。
キアヌ・リーブス主演。
「ビルとテッド」シリーズ第3作にして完結編。
「世界を救う音楽」を完成させるため、ビルとテッドはタイムマシンを駆使して時空を越える旅に出る。
- 「ビルとテッドの大冒険」(1989年)
- 「ビルとテッドの地獄旅行」(1991年)
から約30年ぶりの新作になります。
しかも登場人物や設定などの説明は一切ない不親切設計のため、少なくとも1作目を見ていないと意味不明だと思います。
このシリーズは基本的にB級おバカ映画なので無理して見るほどの作品ではありませんが「バカバカしい映画に出演しているキアヌ」を見れる貴重な作品だと思います(?)。
ちなみに1作目は「スピード」(1994年)より前なので、今見るとキアヌが若くて感動します。
1作目が「歴史の研究発表のためタイムマシンで歴史上の偉人を現代に集めてくる」、そして今作が「音楽を作るためタイムマシンで音楽史上の偉人を集める」、しかも最初にやることが「タイムマシンで未来の自分から曲をパクろうとする」という清々しいまでのクズムーブ。
タイムマシンが電話ボックスだったり、過去の偉人がほぼ抵抗なく現代に連れて来られて違和感なく過ごしている「ツッコミを入れたら負け」レベルのギャグ映画ですが、苦笑しつつも何だか和んでしまう愛すべきおバカ映画です。