2020年9月公開。
2018年1月〜4月に放送されたTVアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の続編であり完結編。
軍人として育てられたために人の感情が全く理解できない少女が、手紙の代筆という仕事を通じて感情を理解していく物語。
これまでの経緯や主な登場キャラ、またエピソードなどを理解しておいた方が良いのでできれば事前にTV版の視聴をおすすめします。
劇場版では既に誰よりも人の気持ちが分かる代筆業のエキスパートとなっている主人公が、休日にある仕事の依頼を受けたことから物語が始まります。
「愛してる」の意味が分からない所から始まったTV版第1話。完結編と言える今作では着地すべき点に到達しており納得のラストとなっていますが、脚本は安心と信頼の吉田玲子さんでやはりさすがだなと。
京アニなので映像が超絶美麗なのは言うまでもありませんが、例の事件を越えて公開されたことを考えると、この作品に込められた「ありがとう」「愛してる」を伝える、というメッセージは本当に重いです。
アニメが苦手な人にも評判が良いみたいで(Filmarks観測範囲調べ)、老若男女いろいろな人におすすめできると思います。