TVアニメ「AIR」DVD vol.2

３～４話収録、佳乃（かの）シナリオ最終回。 風に揺れるススキが印象的です。

最後は「ええ話や…･ﾟ･(ノД`)･ﾟ･」と思わず涙ぐんでしまうものの、まだ序盤でギャグも多め。聖がメスで往人に襲いかかる所や、観鈴の「セミっぽくない？」は何度見ても笑えます。この辺のテンポの良さも京アニクオリティーですね。

スタッフコメンタリーでは何回も繰り返される「これ作画ですか？」「CGです。」というやりとりに爆笑。確かに首振ってる扇風機とか、手描きで１枚１枚は無理かもしれない。3DCGだって大変ですが。

あと、佳乃が内面を語っているときは地面と壁だけを写し、核心に触れた所で空を写す…など、レイアウト（構図）にも全部意味があるそうです。そう言われて改めて見るとやはり凄いなと。映像だけ見てても飽きないですし。短い時間の中に話を詰め込むので、説明的になりすぎないようにもされたそうです。 アニメDVDは１巻につき大抵２～３話しか収録されていませんが、それでも高いと思わないのはこの「AIR」ぐらいです。本当にいろんな意味で素晴らしい。 しかしあの「お米券（全世界共通）」って監督さんが描かれたものだったんですね…。

AIR