コレといいARIA原作ガイドブックといい「マッグガーデン必死だな」と思わずにはいられませんが、そんなエサに全力で釣られてしまう自分が余計に情けない（両方買ってしまった）。_|￣|○ だから…というわけでもないけど、AIRのDVDを全て買い、特典のスタッフコメンタリーを全部聞いた人でも、コレは買っておく価値があると思う。TVアニメ版「AIR」がどれほど丁寧に作られた作品か、原作の雰囲気を大切に作られたのか改めて実感できるはず。
- 限りなくドラマ的というか、実写ドラマ的な画面作りをしていかなければ…という覚悟がありました
- （特に注意した所は？）ずばり「空気感」の表現です
- 全体に渡って、まるで本当のカメラで覗いたかのような画面作りを心掛けました
- 本編の背景で使用した雲の絵は、取材で撮影したおおよそ数千枚からの写真を幾重にも重ねて作っています
- 意外に（？）3DCGが組み込まれています。橋、電車、町並み、星の砂、扇風機、提灯、風鈴…（６話ラストの観鈴も3D）
大量の絵コンテやOP原画集、キャラデザ設定資料、スタッフインタビューなどファンなら永久保存版と言える一品。ただ、制作者の方々がこれだけ「夏の田舎の風景」を再現するのに苦労したと仰ってるので、その辺もう少しビジュアルで見せてくれても良かったかなと。AIRはキャラ萌えアニメではないと思うので…。ちなみに、ここに貼ったキャプは背景重視で選んであります（右のフォーム「AIR」で検索してみてください）。 と言うか、デカイ本な上に表紙が観鈴ちんアップなので買うのが恥ずかしすぎます。DVD初回限定版ぐらいの落ち着いた装丁にしてほしかった…。それでも買ってしまうぐらいAIRは素晴らしい作品だ、と言い訳したいのですが、どう見てもオタクです。本当にありがとうございました。
