こんな4コマが少女誌で許されるのかーー!! と絶叫したくなる面白さ。
不条理、シュール、そしてあり得ない程のハイテンション。かなり激しく笑えます。 ギャグマンガでは珍しい、原案(にざ・♂)と作画(かな・♀)の2人による作品。そのため「絵は少女マンガ風でキレイなのに、とても少女誌(La La)に掲載できるとは思えない内容」という、かなりギャップのある作品に仕上がっている。なぜか流血してたりとか。全編を通しての異常なテンションの高さは少年誌のノリととしか思えない…絵以外は。 時に、読者の予想を二重にも三重にも裏切る中身の濃さ。一応4コマですが、一般的な4コマのイメージからは相当かけ離れてるので、4コマと言うより「ギャグマンガ」と言った方がいいかもしれない。まんがタ○ムとか、あの辺のほのぼのと面白い感じが好きな人には刺激が強すぎる恐れがあります。要注意。 爽やかな顔で変態の「安藤」、イケメンになりきれない「修」、正体不明の生き物「生物」などなど、不条理に満ち溢れたキャラクターの数々。もうメチャクチャです。ギャグのレベルが高いと言うより、ここまで来るとある意味反則かも。 純粋に笑いを求める人にお勧めします。